沖縄の環境の現状

南国リゾート沖縄は、エメラルドグリーンのキレイな海に白い砂浜を想像する人が多いのではないでしょうか。この美しい島沖縄の豊な自然は、亜熱帯海洋性気候の下で島の沿岸には世界的に注目されているサンゴ礁が発達し、島々は複雑な地形・地質からなり、特異で貴重な生態系から成り立っています。

しかし、そのキレイな海を中心に深刻な環境問題を数多く抱えています。

まず、海に捨てられるゴミです。それは悲しいことに観光客だけではなく、地元の人による大きな電化製品などの不法投棄も多いことがわかっています。貴重な生物のウミガメはゴミのビニール袋をクラゲと間違えて食べて死んでしまうことも多いようです。また、県内のリサイクル率が低く(全国13.1%・沖縄県6.5%)廃棄物処分場の容量がひっ迫な状況も環境問題のひとつに繋がっています。

そして、赤土等の流出です。これは、米軍基地や農地・開発事業等の影響で流れ出ています。県内は川が短いので赤土が流出しやすいということもありますが、この赤土がサンゴや養殖モズクなどの沿岸漁業に悪影響を与え被害が出ています。

また、赤土の影響から世界的に注目されているサンゴの白化が進んでおり深刻な問題となっています。他にもオニヒトデの大量発生や埋め立てによる藻場、干潟の減少なども問題です。また、移入動物による在来動物への影響や開発等による生態系の撹乱なども生態系を崩すていたり、生活排水や畜舎排水の流入により水質汚濁が進んだり、河道の人工化等が生物生息域が消失に繋がっている現実があります。

基地が関係している環境問題としては、低周波音の発生や燃料油の流出事故・返還された基地の土壌汚染などがあります。